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インプラント 症例一覧

インプラント治療の実際

2016.11.01

ここでは、実際の患者様がインプラント治療を受けられるまで、どのような流れで治療か進むのかを見てみましょう。ここに登場される患者様の立場になってご自身の検討されている治療にお役立てください。(患者様本人のご厚意によって、撮影させていただきました)

【患者様 70歳 女性】

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全身疾患は高血圧、軽度糖尿病、膠原病をお持ちでした。
少し遠方に住まわれていましたので、
・「治療回数はできるだけ少なくしたい」
・「メインテナンスのために定期的に通うことはできます」
とのことでした。

当院で、歯磨き指導、歯周病治療を行い患者様も平日にいらしていただくことができましたのでゆっくりと時間をとることができ、3回程度の来院で基本的な治療が終わりました。この患者様のお困りなことは、上の入れ歯を取り外ししなくてはいけないということでした。見た目にも、食事にも不便を感じられており、口臭も気にされていました。取り外すことが嫌で、友人との旅行も避けがちだったとおっしゃっています。

インプラントは怖いし、治療期間が長期にかかると聞き、前の歯科医院でも手術後半年は仮歯まで入らないとのことだったので通うのをやめ、あきらめていたとのことでした。インプラントの治療では安全に治療を進めるため、さまざまな検査を行います。インプラント治療はより快適になろうという、緊急性がある手術ではないため全身 状態の確認、CTによる骨の状況確認などをおこないます。歯科医院で撮影できるレントゲン写真では骨の厚みを知るのに限界がございますのでCT撮影が必要となります。

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まず、インプラント治療の計画を立案するため、CT撮影の依頼をお願いしました。同時に高血圧治療、糖尿病治療にて治療されている内科の先生に、歯科医師から全身状況のチェックを依頼し、血液検査、心電図、MRIを撮影されたようです。歯科治療には十分耐えられるとのことでしたが、この患者様は、MRI撮影時に小さい、脳動脈瘤が発見されたようです。経過観察でよいとのことでしたが、これを機会に食生活に気をつけ、運動に励みますとおっしゃっていらっしゃいました。

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このCTの結果により、治療計画、治療期間、費用が具体的にまとまります。

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治療計画 見積書として患者様に提示させていただきました。

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CTの結果

右上のブリッジの土台になっている歯が、むし歯になり今すぐだめにはならないだろうけれども3年は持たないかもしれないとお話したところ、今回はしっかりと治療するつもりなので、だめになりそうな歯で、どうしても仕方がないのなら抜いてくださいとおっしゃっていただきました。そのため、右上の一番奥の歯と左側のブリッジを残して歯がない部分に対してインプラント治療による、即日回復を行うことに決定いたしました。

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治療計画を話し合う合間に、全身状況の自己申告として、インプラント手術の間全身管理を担当する歯科麻酔専門医に御自分の全身状況の把握のための「麻酔術前問診表の記入をお願いしました。

術前に当医院で作成しお渡ししております、「インプラント治療をお考えになられた患者様へ」をお読みいただきました。また当日「静脈内鎮静法でインプラント手術をお受けになる方へ」という資料をお読みいただきました。

その資料には、インプラント治療による機能回復によるメリットも書いてありますが、インプラント手術による事故や、インプラントの治療予後において失敗といわざるを得ない治療結果についても記述してあります。

治療には、良い点もございますしリスクも伴うものです。リスクを最小限にとどめながら手術を行いますが、現時点で当医院における事故や偶発症はないものの患者様にもインプラント治療の正しい側面を御理解いただきます。

インプラント手術前日までに、予防薬としてのお薬を受け取っていただき、当日の注意事項、術後1週間の注意事項、ご自身のスケジューリング(術後腫れる事もありえるので、会食・パーティーなどの予定のないタイミングでの手術が望ましい)について十分に話し合いを行います。

日程が決まりますと、歯科麻酔専門医へ当医院から依頼をし、その際に患者様の全身状況についてと麻酔治療に関しての問診表を記入いただきました。

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12:00
患者様 来院

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受付にて診察券を渡していただきました。患者様は緊張しているとお話していました。受付にいるのがインプラント専門衛生士の大久保衛生士です。患者様の心配事や、治療状況、ご希望、歯周治療、インプラント手術のアシスタントまで担当しています。最終的な歯が入った後も、メインテナンスを担当させていただきます。インプラント手術のアシスタントについて、300例近い手術に立ち会っており年齢よりも経験豊富な衛生士です。

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すべてのものが滅菌され、術者(歯科医)、麻酔医、第一助手、第二助手、カメラアシスタントで、手術に望みます。観血処置に必須な、生態モニター(EtCo2 SPO2 心電図 血圧)、体温測定器、血糖測定器、酸素ボンベ、万が一の患者様の急変時に備えました救急薬剤、挿管セット、心不全状況に対応できるようAEDも備えております。

尚、手術当日は手術後の出血、異常な疼痛、悪心、嘔吐にも対応しやすいように原則、火曜日から土曜日の午前中の手術時間になっております。患者様の安全のためですので、ご理解ください。

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インプラント専門歯科衛生士のPMTCの様子です。
手術前に患者様の口腔内を清潔にするため、プラークや雑菌を排除し術野の消毒をします。

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歯科麻酔医の先生との面談です。手術に対する不安や、緊張を取り除いてくれます。静脈内鎮静法という手技を用いて麻酔をかけます。全身麻酔と違い、患者さんの意識はしっかりあります。手術中も周りとの会話は出来ており、この患者様は「気持ち良い」とおっしゃっていました。手術中の「口をあけてください」や、「お鼻でしっかり息してください」などの指示に協力していただきながら、インプラント手術を進めていきます。

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麻酔医の先生と協力しているのが、看護士の伊藤智美です。手術中の麻酔医の指示や、患者様の悪心、嘔吐などのケア術後の回復状況のチェックを行います。手術まえから、御帰宅まで責任を持ってサポートさせていただきます。

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患者様が麻酔にかかっている様子です。この時点で気持ちが良いとのことです。かかっている最中も、周りのスタッフとも会話をしています。最初緊張されていて、血圧も150くらいまで上がっており患者様自体もびっくりされていましたが、この時点ではリラックスされ緊張も解けて、血圧は110台までに下がりました。このようにして全身の偶発症、危険の回避を行います。

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インプラントは完全に清潔なものを体の中に入れていきますので、通常の抜歯手術より厳密な滅菌環境が要求されます。使い捨てのガウン、専用グローブなど大量に使い高いレベルでの滅菌環境を実現しています。手術中も麻酔医の先生と看護師が、患者様の状況に目を光らせ、術野だけではなく長時間寝ていることによる腰の痛みや、足の圧迫、点滴を取っている腕の動きなどに注意を払っております。
手術はおよそ1時間程度で終了します。

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インプラント終了直後です。手術中は患者様は目をつぶられておりますので、まぶしくないようにダウンライトでのリカバリー(回復)になります。この時点でも患者様と麻酔医とは会話をし続けており意識レベルのチェックが行われます。まだ患者様はボーとした感じがするとお話されておりました。手術中の痛みや、口の中を触られている様子を聞くと全く記憶がないとのことです。

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麻酔医の許可が出た後、術後のレントゲン写真を撮ります。看護師、衛生士に誘導されて撮影となります。

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14:00
執刀医からのインプラント手術の状況の説明、手術中に起こった出来事、今後の注意事項について説明させていただきます。通常はここまでで2時間程度になり、滞在時間の中のほとんどが麻酔のリカバリーや、消毒、説明時間で実際に手術をしている時間は長い方で1時間程度、短い方でしたら15分で終了いたします。こののち、患者様の止血の確認後お迎えの方と一緒に御帰宅いただきます。お迎えの方が付き添っていただくのが、一番良いのですが無理な場合は、当院提携タクシー会社にてお送りさせていただけます。タクシーチケットを用意させていただいておりますので、御利用ください。

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この患者様は、手術当日の機能回復を望まれましたので、ここからインプラント上部構造の作成になります。当日に入れられる歯は、いわゆる仮の歯という状態ですが、義歯の利用を今日限りにしたいと御希望され、CTの結果骨の条件もよく、手術時の骨の硬さも十分であったため即日回復させていただきました。

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ここから、仮歯の完成まで2時間くらいかかります。患者様には、雑誌を読んでいただいたり休憩していただいたり御自由に過ごしていただきます。

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術前

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術前 咬合面観

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術後

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術後 咬合面観

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術前 スマイル

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術後 スマイル

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16:30
患者様は手術当日に歯が入り大変喜んでいただきました。
この後、食事に関する注意事項、麻酔後の注意事項、お手入れについてお話させていただきました。この患者様は、はれもほとんどなく術後の痛みも、痛み止めを飲む程度で消える痛みだとおっしゃっております。
手術後の注意事項には、術者の携帯電話番号も記載されておりますので、何かございましたら24時間対応できるようになっております。
素敵な笑顔を回復され、タクシーにて帰宅されました。
今回のインプラント治療は、インプラント手術当日に歯を入れなければならなかったため、長時間にわたり医院にいなければなりませんでした。
このような治療は、患者様と歯科医院のしっかりとしたコミュニケーションの上で成り立っております。この患者様も術前には不安感や恐怖感など、歯科医師や、インプラント専門衛生士にお話になられました。
患者様の24時間かかわるお口の中、たった一つしかない、御自分の体をどう変えるのか。それはつけたりはずしたり試着できるような洋服とは異なります。慎重な患者様の御希望を伺うヒアリングと、その結果に対しての術者、歯科医師、衛生士、患者様御本人の治療結果に対してのイメージが一致しなくては、このような治療結果は生まれません。お一人お一人の患者様の条件が異なります。ご希望も異なっています。患者様はどんな些細な質問であっても、不安であっても当医院スタッフに相談されてください。数百例を超えるインプラントに携わってきましたスタッフたちは患者様の不安に向き合えます。
御自分のお口はこんなものだとあきらめずに、どうぞお気軽に御相談ください。

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