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2023.3.27症例インプラント治療症例 No.4

80代女性「下の歯が全体的にグラグラして物が上手く噛めない」インプラントを使った着脱式の入れ歯「インプラントオーバーデンチャー」を装着ししっかり噛めるようになった症例

インプラントオーバーデンチャーを入れる前のレントゲン写真です。

インプラントオーバーデンチャーを入れた後のレントゲン写真です。

ご相談内容

「下の歯が全体的にグラグラして物が上手く噛めない」とご来院いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、下の歯は4本(右犬歯/3番、左側切歯/2番、左犬歯、左第1小臼歯/4番)を土台とした8本分の歯(右第1小臼歯から左第1小臼歯)を連結している被せ物「ブリッジ」が入っていました。
しかし、ブリッジの土台となっている4本の歯と右下の歯(第2小臼歯/5番)の周りの骨がなくグラグラして支えられなくなっている状態だったため、下の歯はすべて保存不可能で、抜歯が必要と診断しました。

行ったご提案・治療内容

抜歯をした後の治療法として、人工の歯根である「インプラント」を4本埋入し、人工の歯を12本連結した固定式の被せ物「All On 4」、インプラントを使った着脱式の入れ歯「インプラントオーバーデンチャー」、インプラントを使わない「総義歯」をご提案しました。
患者様は「義歯に対して抵抗はないが、すぐ外れたりするのが嫌」とお話しされ、インプラントオーバーデンチャーを選択されました。

下の歯を全て抜いた後、インプラントを2本埋入しました。骨と結合したのを確認した後に入れ歯の型取りをし、インプラントオーバーデンチャーを装着しました。

今回は下の歯を全部抜いて、インプラントオーバーデンチャーにしたため、今までよりも多少違和感が出やすいこと、また噛み合わせも最初のうちは慣れないので噛みにくいことをご説明しました。
慣れればインプラントが下に支えとしてあるため、固い物は総義歯より噛みやすくなることをお伝えしました。

術後の経過・現在のご様子

インプラントがしっかり定着して入れ歯も安定し、噛み合わせも問題ありません。
患者様からは「入れ歯がグラつくことなく物がしっかり噛めるようになった」と大変ご満足いただけました。
現在は入れ歯の噛み合わせのチェックをするために、定期的にメンテナンスでご通院いただいています。

この治療のリスクについて

インプラント治療
・外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
・メンテナンスを怠ったり、喫煙したりすると、お口の中に大きな悪影響を及ぼし、インプラント周囲炎等にかかる可能性があります
・糖尿病、肝硬変、心臓病などの持病をお持ちの場合、インプラント治療ができない可能性があります
・高血圧、貧血、不整脈などの持病をお持ちの場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
・自費診療(保険適用外治療)です

入れ歯治療
・着脱式のため、食後の清掃が必要です
・最初のうちは異物感があり、慣れるまで時間がかかる場合があります
・慣れるまでは、入れ歯の裏側の粘膜に傷ができる場合があります

  • 年齢・性別 80代女性
  • 診療種別 自由診療
  • 治療期間の目安 5ヶ月
  • 治療回数の目安 10回
  • 治療費総額の目安 1,000,000円
治療前 治療中 治療後

インプラントオーバーデンチャーの着脱の比較の写真です。

その他

インプラントオーバーデンチャーの写真です。

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