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Standard precautionsスタンダードプリコーション

患者さんに安心・安全な
歯科治療を提供できるように
新百合ファーストデンタルが取り組んでいる
衛生環境整備をご紹介します。

スタンダードプリコーション

「スタンダードプリコーション」とは歯科医院に来院されるすべての患者さんが感染症の有無に関わらず潜在的に感染の可能性を持つと考え、予防策をとるということです。

具体的には
  • 治療ごとの手洗い
  • 患者さんごとの手袋の交換
  • 使用した器具の適切な処置 (滅菌・消毒・洗浄)
  • 可能な限り使い捨ての器材を使用する
  • 環境の整備
    (診療室の清掃の徹底、汚れにくい機材の配置等)
等があります。
当医院では、歯科用切削器具はすべて滅菌済みの物を患者様に使用しております。開業当初より、非常に高価ではありますがタービンヘッド、倍速コントラを順次増やしており、たくさんの器具を保有することで、前半の治療が終わった際にすべての切削器具を滅菌し使用しています。バースタンドにおいても、同じセット数を組ませていただき使用しています。しかし、多くの歯科医院では、この切削器具が患者様使用の度に滅菌することが難しいとされています。その理由として、
  • 滅菌にはある程度の時間がかかってしまう点
    加熱→加圧→滅菌→減圧→放冷には一定時間がかかります。
  • 切削器具が非常に高価であるため、複数本数買うには費用がかかりすぎる点
という2点があります。
1つ目の滅菌時間に関しては時間が短縮できるよう、7分で滅菌が終了するKAVO社製ステリマスーターを発売当初より導入しています。また、2つ目の切削器具につきましても、器具の本数は医療設備への投資としまして、順次増やしております。このように、当医院では感染予防対策として積極的に滅菌に取り組んでおりますので、どうぞご安心の上、受診されますようご報告申し上げます。

滅菌・除菌・消毒

これらの言葉の違いをご存知でしょうか?

「滅菌」とはすべての微生物を除去すること、「消毒」とは有害な微生物を害のないレベルまで数を減らすこと、「洗浄」とは付着した汚れや血液・体液等を除去することです。

清潔さのレベルは滅菌>消毒>洗浄の順で菌を完全に死滅させる滅菌が一番高くなっています。

歯科医院で使用する器具にはその使い方によって推奨される処理の方法があり、適切な処理を行うことによって安心・安全な歯科医療を提供することができます。

患者さん毎のハンドピースの滅菌

最近、歯科医院でのハンドピース(歯を削るドリル)の使い回しが話題となりました。

当院ではハンドピースやスリーウェイシリンジ(水や空気を吹きかける機器)は患者さん毎に滅菌していますのでご安心ください。

また、ハンドピースの内部に残った水や汚れを自動的に排出して洗浄する最新の滅菌器を導入しています。これによって手洗いが難しい内部の清掃ができ、より理想的な滅菌が可能になります。

世界最高水準の滅菌器

当院ではヨーロッパで最も厳格な基準であるクラスB規格を満たす滅菌器を導入しています。

クラスBとはあらゆる形状の器具を滅菌可能という意味であり、複雑な形をした器具が多い歯科治療に最も適した滅菌器です。

衛生的な水

安心・安全な治療を提供するためには使う水も衛生的であるべきです。

歯科治療には多くの水を使います。水は水道管から歯科ユニット(治療椅子)の内部を通じて出てきますが、このユニット内部が細菌に汚染されているという報告が数多くあります。

しかしながら、現在販売されているすべての国産の歯科ユニットはこの点が全く考慮されていません。

そこで当院では感染対策の先進国であるドイツ製の歯科ユニットを採用しています。このユニットは低濃度の過酸化水素水を循環させることによって内部の水を清潔に保つことができる機能を備えており、常に衛生的な水を使うことができます。

治療に使う空気にも配慮

水と同じく診療に使う空気にも配慮しています。

歯を乾燥させるときに使う空気は外にある機械室で圧縮され、診療室の歯科ユニットに送られます。

当院で使う空気は診療室内に送られる直前に除菌フィルターを設置し、清潔な空気を各ユニットに供給できるようにしています。

滅菌システム

診療に必要なハンドピース、エアスケーラーは患者様ひとり一人に、ピコクレーブで高速滅菌されたものを使用しています。使い回しはありません。ミラーやピンセットなどの基本セットは専従スタッフが洗浄、滅菌したものを十分用意して使用しています。

当院では滅菌・感染予防対策を
徹底することで
清潔で安心・安全な歯科医療を
提供できるように努めています。